teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]


新着順:63/149 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

報告します(因果応報)

 投稿者:web masterタカミですメール  投稿日:2007年 3月 1日(木)18時57分2秒
  通報
  今更ながら、という感じですが、先月初頭にソウル取材した折のちょっとした大失敗(矛盾してますな)について報告します.3泊4日の日程で訪韓、着いた日の夜にソウル在住の知人と待ち合わせて一緒に酒を呑んだのですが、そのときにソウルの某有名大学の主任研究員として勤めている旧友を呼んでくれて同席しました(実は、わたしはその彼が東京の大学院に留学中にかなり親しくしていました).
久しぶりに再会した3人ですから盛り上がりましたとも!東大門市場近くのピンデトック屋台から始まり、メウンタン屋と居酒屋を経て、気がつけばわたしの定宿近くのキルサロンに.
時計を見ると、なんと6時間にもわたりアルコールを摂取していました・・・.
馬鹿は死ななきゃ治らない.翌日は若い頃の二日酔いの「地獄の苦しみ」こそはなかったものの、どうしても体が重く、なんと夕方4時までベッドから出られませんでした.大事な大事なソウルでの時間を無駄にしてしまった!その痛烈な後悔が帰国日に意外な形でまたトラブルをもたらしたのです.

東京への最終便での帰国でしたので、まあ余裕がある、無駄にした時間をできるだけ取り戻そうと朝からソウル市内を歩き回ったのですが、午後は市庁前から空港バスに乗ろうと景福宮まで行ったところ、まだ時間があるから劇場街もチェックしておきたい、とジョンドンの通りへと向かいました.ポプコンハウスが取り壊されていたなど、たしかに行ってみて初めてわかったこともあり、来てよかった、と写真を撮りながら空港バスの乗り場へ戻りました.で、そこで5分ほど待ったのですがバスは来ません.案内を見ると20分間隔とあります.俄かにわたしの脳内に異変が起きだしました.「まずい、飛行機に乗り遅れる!」一気に猛烈な焦りが脳を駆け巡ったのです.そして、「地下鉄5号線で金浦空港まで行ってそこからシャトルバスで仁川空港に向かおう」と慌てて地下鉄駅に駆け込んで乗り換え駅の鐘路3街駅に向かいました.その車内でとにかく落着こうと腹式呼吸を繰り返したところ、確かに少しだけですが、まとまった考えができるようになりました.しかし、それによって各駅停車の地下鉄ではかえって間に合わないことに気がついたのです.頭の中が真っ白になりました.おそらく顔面もそうだったでしょう.鐘閣駅に着くと、ふらつきながらも地上に戻り、タクシーを拾いました.「仁川空港へ」と行き先を告げ、わたしはそのクルマと運転手に身を預けることとなりました.

混雑している市内を抜けて、これから高速道路に入ろうというところで、運転手氏が「ちょっと失礼します」とクルマを降りて、なんと体操を始めました.もうその頃は彼に運命を預けた身なので観念していましたから、あまり気にしなかったのですが、それは「恐怖の40分」の始まりを告げるダンスでした.
運転手氏は1分ほどでクルマに戻り、ほどなく高速に乗ったわがタクシーは順調に飛ばしています.この分なら十分間に合うな、と安心したものの、妙に速い.左側に見えるコンクリートの分離帯がまるでのっぺりとしたプラスチックのようにさえ感じられます.約15-6台のクルマをごぼう抜きで追い越した頃、恐る恐るスピードメーターを覗くと、なんと150Km/hを超えています!しかも、悪いことに雨まで降ってきました.ガラスには油膜があって前が良く見えません.妙な轟音が車体から鳴り出してもいます.あっ、前のクルマとの車間距離もどんどん縮んでくる!げげげっ、生きて空港に着けるのか?!と思ったら「ブッブッブ!」とクラクションを鳴らしてどかしましたよ、この運転手氏.
まったく生きた心地がしないまま空港に着きました.1時間以上はかかるところが40分かかりませんでした.実は、本当は高速道路上で死んだのではないか、今、わたしはパラレルワールドにいるのではないか、などとも思ったりしています.

ところが、です.空港に余裕たっぷりで到着してからよく考えると、空港バスを20分待っても間に合ったようです.でも、なぜわたしはよく考えもせずにパニックに陥ったのか.その理由は2年前に実際に飛行機乗り遅れをやってしまったことにあると思います.その時のことがトラウマになったようで、その後、飛行機以外でも様々な事柄でパニック寸前になったことがありました.

馬鹿は死ななきゃ治らない.そして、因果応報とはこのことでしょうか・・・.
 
 
》記事一覧表示

新着順:63/149 《前のページ | 次のページ》
/149