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方法序説

 投稿者:じゃっかる  投稿日:2007年 5月27日(日)21時13分8秒
   デカルトの歴史的な意味をもつ哲学書である。私は、40年近く前に読んだまま再読していない書籍である。あの懐疑を極める論理の先に、疑い続ける存在の確認は、15歳の自分に、強烈な影響を与えた。あの書物は当時は存在論あるいは認識論として読んだものであるが、自己流の読み方の中で、倫理的なあるいは「ひとはなんのために生きるか」という根本的な問いに対する一つの答えであった。絶対的な価値は存在しないという確認である。
それはニヒリズムの誕生であったが、社会の価値観そのものが相対的な日本でしかも戦後の自由主義的な雰囲気のなかでは、一層時代の空気と合致していた。
 しかし、ニヒリズムには建設的で明るい未来はない。ことばの遊びであったが、ニヒリズムを弄んだ後遺症はしばらく悪影響を及ぼすことになる。
 
 

変革は弱いところ、小さいところ、遠いところから

 投稿者:ジャッカル  投稿日:2006年10月 7日(土)21時20分54秒
  「変革は、弱いところ、小さいところ、遠いところから」清水義春著 太郎次郎社2003年1月8日初版
 本の表題からは、「弱いところや、小さいところ、遠いところから」、面倒を見てあげるべきだともとれるが、趣旨は少し違うように感じた。「よわいところ、小さいところ、遠いところからこそ」、変革が可能であるという意味ととった。効率性や自由競争という弱肉強食的な強さではない、共感というつながりによる強さによる変革。日本の市民活動の理念のすぐとなりには、自己責任・自由競争の理念も存在して、「NPOやボランティアも競争して、よいものが生き残るべき」というふうに思わされている。が、最近は、競争も大切と思いつつも、著者のいう「私たちが暮らす社会は、・・・たったひとりからでも自分で考え、判断し、行動する人たちが動かしていく。そうしたところから、競争でなく共感をエネルギーとした新しい市民社会が生まれつつあると私は思います」ということばに惹かれる。本当に生まれつつあるかは、市民次第だとは思いつつ。

http://blog.goo.ne.jp/soramametarou_2006/

 

日本のもの造り哲学

 投稿者:そらやま  投稿日:2006年10月 1日(日)12時33分10秒
   藤本隆宏著 日本経済新聞社
 日本の工業の強さについて考察し、その強みを活かした、戦略を提案している。
 日本の工業は、戦後の高度成長期に、資源なし、人材不足、資金不足のなかで、現場のものづくり能力を鍛えてきたとし、それも標準仕様の部品をくみあわせて 製品化していくようなモジュラー型のものづくりではなく、ここの部品間をすりあわせながら製品かしていく統合型のものづくり(すりあわせ型)を、発達させたとしている。このことを自覚的に、経営戦略や政策決定すべしとの提案である。
 面白い。すりあわせ型の日本的なものづくりの発想法・仕組みは、ものづくり以外の様々な場面で見られないか。
 直接的には、著者のいう、戦後の現象かもしれないが、根本には、日本の文化風土に根ざしているのではないか。とすれば、他の分野でもこれは参考になりそうである。
 とりわけ現場を鍛えながら、その成果を生かす、経営の重要性の指摘は、行政や製造業以外の産業でも共通しそうである。

http://blog.goo.ne.jp/sorayamatokio

 

失敗を活かす仕事術

 投稿者:そらやま  投稿日:2005年11月24日(木)21時57分12秒
  「失敗を活かす仕事術」畑村洋太郎著 講談社現代新書
失敗は成功の母である。しかし、失敗すればそれだけで良いと言うわけではない。
失敗を次に活かすための心得、心構えを説く。
失敗を直視することをおそれず、また、失敗者を責めるよりも、なぜどうしてそういう失敗をしたのかを追求することの大切さ。失敗を直視せず、それを見えなくすることですましてしまうことが大きな失敗に繋がるということ。
 この失敗から学ぶという発想は、道の分野に取り組むときに、いっそう有効な方法論として、現れる。
 

模倣される日本

 投稿者:そらやま  投稿日:2005年10月15日(土)20時44分5秒
  「模倣される日本」 浜野保樹著 祥伝社新書
最近の模倣される日本について、模倣と言っても、文化的な模倣あるいは取り入れを詳しく伝えてくれる。映画に始まり、アニメーション、料理、ファッションと日本を模倣する動きを伝える。海外で評価される日本。これに新書の3分の2が費やされる。ここで一転して、模倣する国としての日本を語る。独自の評価軸を持たず、西欧化こそを唯一の理想に、西欧を模倣し続けた国、今でも、色濃く欧化こそ理想とする精神が残っている。結果として、日本の文化や自然を喪失することに痛みを感じない。資源のない国と言われる日本は、豊かな文化という資源を有しており、その核には多様性を尊重する精神が息づいているとする。国家戦略として、このような日本の文化を守り育てることを訴えている。日本の文化を「模倣される」ということで単に自己満足するのではなく、「欧米で評価」されてはじめて、自らの国の文化を認めるような現状を危機感を持って訴えている。
 日本の未来にとって、文化の重要性は、自分で思っていたよりもはるかに重要なキーかもしれない。地域づくりおいて然り。
 

仕事が人をつくる

 投稿者:そらやま  投稿日:2005年10月15日(土)16時19分49秒
  「仕事が人をつくる」 小関智弘著 岩波新書
BOOK・OFFで定価680円のところ105円でした。安い買い物でした。
町工場の旋盤工にして、作家の小関氏の人物訪問記である。仕事とはここではものを作る職人仕事を指している。技を極めることと人格を陶冶することが、同じ次元で語られる多分日本ならではの「道」という考え方に底流で一致していると思う。技を極めることへの尊敬やあこがれが日本にはまだ顕在である。人の目にふれることのない技へのこだわりへの尊敬。とりわけ、歯科技工士の「義歯に銘は打てないものか」で如実。自分の仕事へのありようを問われると同時に、このような技を極める文化を大切にしていく必要を感じさせられた。
 

現代日本の問題集

 投稿者:そらやま  投稿日:2005年10月15日(土)16時08分30秒
   現代日本の問題集 日垣隆著 講談社現代新書
 日垣氏の著作は、いつも新しい視覚があって、楽しい。
 固定観念や思いこみを排して、ストレートなまなざしで、分析していく過程が印象的です。日垣氏の主張に賛否はあっても、読んで、思索を深めらるのは間違いない。
 第1章で示された九つの不安はという枠組みは、現代を深く考える上で、参考になると思います。書き出しますと
 1 殖産興業に対する無策
 2 安全保障に関する懸念
 3 老後への不安
 4 政治への不信
 5 感染症をめぐる不安
 6 食品の安全性への懐疑
 7 犯罪増加にかかわる問題
 8 家庭が安全でない
 9 税金の無駄遣い
 というふうにこういう切り口もあるということだと思いますが、
私自身は、もう少し違ったものもあると感じています。
 ★環境の問題
 ★食料自給の問題
 ★地域社会の崩壊のおそれ
 ★政治的民主主義の成熟のおそれ
 ★教育力の低減のおそれ
 などです。
  しかし、殖産興業の重要性をあらためて率直にあげているところは私も再度自分の考え方を見直す契機となりました。
 

地域再生の経済学

 投稿者:そらやま  投稿日:2005年 9月19日(月)21時44分18秒
  「地域再生の経済学] 神野直彦著 中公新書
今回の衆議院議員総選挙でもはっきりしたように,世論は,国民は,「改革]を求めている。
「改革」とは,何を改革するのか。「官から民へ」ということばの意味するものは,一つなのか。「改革」によって,地域は良くなるのか。
著者は,世界は,知識産業の時代に入っており,地域づくりにあっては,文化と環境の大切さを提唱する。そして,そのためには,教育が大切であるとする。
新自由主義批判を含みつつ,新しい日本づくりへの提言。
刺激的な1冊。
 

あさきゆめみし(大和和紀)

 投稿者:明日香紫野  投稿日:2005年 9月19日(月)00時38分13秒
  もしかしたら既にお読みになった方もいるかもしれませんが、この本は源氏物語をコミック化したものです。しかし、コミックと言えど侮れず、大学の国文学の教授でさえも絶賛した本です。自分の経験から言えば、高校生の時に読んでいて源氏物語の内容等を覚えることができ、大学受験に役立ちました。絵もとても素敵ですのでご覧になってみてください。
あと、コミックでは『日出処の天子』(山岸涼子)『天上の虹』(里中満智子)などもお薦めです。
 

いちばん大切なこと(PHP)

 投稿者:明日香紫野  投稿日:2005年 9月 5日(月)03時24分58秒
  初めて投稿させていただきます。
題名の本は『子どもが育つ魔法の言葉』(PHP)の著者ドロシー・ロー・ノルトさんの最近出た本です。子ども向けの内容ですが大人の方にも読んで欲しいと思いました。優しい語り掛けで各文章の最後に書かれている“そしてとびきりすてきな自分になろうね!”が印象的です。
私自身、子育て経験はこれからという予備軍(!?)ですが、現在、お手伝いで学童保育の子ども達と接していますが、子ども達は大人や周囲の事をそんなところまでということまで様々な事を見、感じています。子どもは生まれてきた時はまっさらでみんな同じなのに、大人や環境だったりが如何様にも変えてしまい、現代の子ども達が切れたり等の問題行動が多いのはある意味、大人の責任ではないかと怖さを感じています。
『子どもが育つ魔法の言葉』もお薦めですので、ぜひ。
上手くまとまらず、長くなりまして申し訳ありません。今後ともよろしくお願いいたします。
 

追伸

 投稿者:ナカヒロメール  投稿日:2005年 7月11日(月)09時36分30秒
  すみません。題名のところに、総評的表現を書いてしまいました。実際の本の題名は、本文中の「あなた自身の社会」です。  

教育が地域を変革する

 投稿者:ナカヒロメール  投稿日:2005年 7月11日(月)09時33分56秒
  「あなた自身の社会」(スェーデンの中学教科書)新評論 中学生対象というが、私たち大人が読んだほうがいいと思うような内容。法律と権利から始まり、コミュニティ、経済、社会保障など、多くの社会観念が描かれています。これからの地方分権社会に役立つ一品。  

追伸

 投稿者:そらやま  投稿日:2005年 7月 9日(土)23時32分16秒
   新ネットワーク思考について
 この本は、広報宣伝、人と人との協力関係などを進める際の指針ともなります。
 いわゆる「組織化」ということを意識されている方には、参考になります。
 

新ネットワーク思考

 投稿者:そらやま  投稿日:2005年 7月 8日(金)00時15分48秒
  新ネットワーク思考 アルバート=ラズロ・バラバシ著 青木薫訳 NHK出版
複雑系の科学と一時流行した流れらしい。人にすすめたくないぐらいひそかに隠しておきたい本。人と人とのネットワークの秘密に迫る。自己流に解釈している。いわば誤読である。ひとつはネットワークの基本は1対1の関係であること、ハブという存在があること、・・・・4度読みました。ネットワーク思考的組織論ということを考えます。また、何度か読み直し、現実と照らし会わせながら自分の考え方も整理してみたいと思っています。
 

ほんとうの時代

 投稿者:そらやま  投稿日:2005年 7月 3日(日)08時16分57秒
  「ほんとうの時代」PHP研究書 雑誌
スタートなので格調高く、この文庫を象徴するようなものをと考えましたが、そう考えるとこれでもないあれでもないと手が止まってしまいました。結局、遠出したときに、時間つぶしに買った雑誌を紹介します。
 この雑誌は、団塊の世代を中心とする50代をターゲットにしたものと思われます。特集が「『不良定年』っていいもんだ。」です。70年安保世代といって良いこの世代が、心地良く感じるようなテーマが随所にあり、楽しめました。
 同時に自分もこの世代の平均的な人間だと再確認しました。
 記事が、「水木しげる」「夏の四万十川に遊ぶ」・・・ですから。
 

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